VPSサーバーの利用方法について(さくらVPS、GMOクラウド)
VPSサーバーと普通のサーバーの違いは?
VPSサーバーは、通常の共有レンタルサーバーと違い、稼働までに様々な設定を行ったり、アプリケーションを導入する必要があります。
例えるならOSのみがインストールされた状態のPCのハードディスクに、用途に応じた必要な機能を必要な分だけインストールしていくような感覚です。
通常のVPSサーバー初期状態では、PHPもMYSQLも事前インストールされていなければ、FTPも使用できません。
それはXAMPPを入れていないローカルパソコン上でPHPやMYSQLが起動できないのと一緒で、もちろんFFFTP等を導入しないとFTPが使えない状況と同様です。
このような状態なので、VPSは利用が難しいと感じている方が多いと思いますが、文系の自分でも意外とすんなり使う事が出来ました。
PHPやMYSQLやFTPの導入と起動は、それぞれわずか3行ほどのコマンドを記述(というよりもコピー&ペースト)するだけで行えます。
また、個人情報を持たないアフィリエイトサイトのセキュリティー程度であれば、マニュアル通りのコピペだけでも十分対策できます。
VPSサーバーの設定方法は?
私がいつも参考にしているVPSサーバーの設定方法は、以下のサイトの内容です。
さくらのVPS

もちろん、VPS未経験者の方にとっては、設定ボリュームが多大に感じるかもしれません。
しかし、ほとんどの実作業は黒枠表示部分の1行目を書くだけで、自動的に設定が完了します。
さらに私はメアド設定やwebmin導入は行わないので、のんびり設定開始しても10分後には設定終了している場合があります。
なお、さくらVPSはアダルトサイト利用不可なので、当サイトでは非推奨としています。
実のところ、私は今もさくらVPSでアダルト利用してますが、過去に運営側から注意された事があります。
その時は内容の一部改善だけで済んだので、正直なところ厳格な規制がある印象を受けません。
しかし、規約にアダルトNGと明示されている以上は何が起こるか分りませんので、控えるのが無難です。
ちなみにGMOクラウドVPSでも、さくらVPSとほぼ同様の手順で設定が完了します。
ただ、webminを導入される場合は、事前に自動インストール機能である「wget」を有効にしておかなければなりません。(後日改めて説明します)
このように、VPSサーバーは共有サーバーに比べると設定に手間がかかります。
さらに設定にはUNIXコマンドを用いる場合が多く、ご存じでない方は新たに学習を要します。
よく使うUNIXコマンド(防備録)
しかし、VPSはサービス運営会社の手間が少ない分だけ、確実に良いサービスが安く提供されます。
独自ドメインも設定し放題!もちろんサイトも作り放題!というVPSサーバーが多いのも嬉しい限りです。